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こもり
マイルドミニマリスト
1990年生まれ。東京都出身の30代女性。既婚。元うつ病。一軒家で暮らす3人家族。現在5歳児の子育て中。内向型。HSP。MBTI診断:INFP。

ミニマリストに疲れたときに読んで欲しい記事

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ミニマリスト 疲れたやめたい向いていない

こんにちは、こもりです。

今回は、ミニマリストに疲れてしまったときに読んで欲しい記事です。

物を減らすことへの行き詰りを感じたときは、自分にとって何が大切なのかを考え直す時期にきたのかもしれません。

がむしゃらに、かなりのモノを手放したけれど、SNSやyoutubeで活動している人の部屋のようにはがらーんとした部屋にならなかった。

服も制服化できなかったし、まだまだ部屋は片付かない日も多くて、おまけに家族も協力してくれない。もう疲れた。

もしかして、私はミニマリストに向いていないのでは?

そんな人に向けて書いていきます。

目次

なぜあなたは、ミニマリストになりたかったのか

ミニマリストに疲れた。

そんなふうに思ったときは、なぜそんなにも自分は物が減らしたかったのかを思い出すことが大切です。

ミニマリストに憧れたのは、なぜ?

・いつも散らかりがちだった部屋をすっきりとしたかった。

・ミニマリストの潔さ、その生き様に強く憧れた。

・低コストで暮らせて、収入が減っても平気な暮らしがしたかった。

・インテリアやファッションとして、ミニマリスト的なテイストが好きだった(モノトーンや、シンプルさ、都会的な雰囲気など)。

・ミニマリストの部屋に、禅の精神や、美としてのアートを感じた。

・人生を変えたくて模索してあがくための手段だった。

・何か目指している夢や目標があって、それに集中するためだった。

・忙しい毎日に嫌気がさして、モノの管理負担や家事の手間を減らし生活を効率化したかった。

などなど。

それぞれにきっと、ミニマリストに強く惹かれた理由があるのではないかと思います。それを探ってみたり、立ち返ってみましょう。

ミニマリストの全てを実践できなくていい

ミニマリストの方がよく発信している、ミニマリストになることのメリットなどの情報は多岐にわたります。

家事を楽にする方法やライフスタイル、ファッション、節約や家計管理、デジタルデトックス、人生の処世術、投資法、健康法、大量消費・資本主義社会への提言、環境保護、エッセンシャル思考、などなど……

物を減らすことには、本当に本当に様々なメリットがあるのです。

そして、それらすべてを、あなたが実践する必要はないのです。

自分に合った、ミニマリズムを選ぶ

お金に困っていないし、生きづらさをかかえていないのに、無理な節約や低コスト生活は必要ないし、

低コスト重視なのに、デザインが良くて高かったり、機能性が良すぎるものは必要ありません。

お金に余裕があって、ミニマムな建築やアートが好きなだけの人が、コストを下げきるために4畳半の部屋に住む必要もありません。

低コストでゆっくり暮らしたくて、家事を丁寧にすることが好きなのに、家事の手間を減らしたり、時短便利家電に変える必要はありません。

家族の時間を一番大切にしたいのに、自分の価値観の中の一家の団らんに本当は欲しいソファやテーブル、ホットプレートなど、さらにはテレビなども、自分がしたい生活に必要なら手放す必要はありません。

などなど。

自分の中の、「こうしなきゃ」と思う気持ちや方向性が、自分の大切なモノと相反するものだったりしませんか?

それぞれのミニマリズムを目指す

自分の大切なことに集中したり、自分にとって嫌なこととおさらばするために、その他の『今はなくてもいいと思えたモノや時間』を減らすのが、あなたのミニマリズムです。

とくにミニマリズムに正解はないと私は思います。

そして、なんだか知らぬ間にSNSで扇動されて、お洒落な暮らしやシンプルな暮らしにならないといけないと、焦ってしまったという人もいるかもしれません。それなら、あなたの捨てるべきは、「物は少なければ少ないほどいい」という思い込みかもしれません。

ミニマリスト思考と言っても、本当にたくさんの分野があり、それぞれ性格も家族構成も生活スタイルも思想も違います。

それなのにそれを全部取り入れようとするのは、ある意味ミニマリスト的な行為じゃないのかもしれません。

自分が憧れたミニマリズムは?

それでもなかなか、自分がなぜミニマリストになりたかったか、分からない人もいると思います。

そんなときは、自分が強くミニマリストに惹かれるようになったきっかけの人や、見ていて共感の多いミニマリストが誰だったか、思い出してみましょう。

それは、おしゃれなミニマリストだったか、暮らしを楽しむミニマリストだったか、経営者タイプのエッセンシャル思考的なミニマリストだったか?

憧れたミニマリストのどんなところに共感する?

思い出せたら、その人のどういう部分に魅力を感じたのか、その人のどういうエピソードに共感したか、なにが胸に響いたのかを振り返ってみましょう。

するともしかしたら、自分のタイプが分かるかもしれません。

生きづらい。仕事が辛かった。子育てがしんどい。お金を貯めたい。fireしたい。おしゃれに暮らしたい。やりたいことに集中したい。など、それぞれに共感ポイントがありませんか?

そのエピソードから、自分がどの部分で一番楽になりたいのかを明確にしましょう。

そして同時に、自分にとって、今一番大切なものはなにか。もう一度考えてみましょう。

今、何を一番大切にしたいか

自分がどんな人間で、何をしているのが好きで、何を目標にしていて、どんな暮らしがしたいのかをしっかりと自覚すること。

そしてモノを捨てることで、自分が得たいメリットはなんなのか。

それらを把握することで、たくさんのミニマリストの情報の中から、自分に合う方法が分かるかもしません。

そしたら、その自分に合う情報だけを頂き、実践すればいいのです。

誰もが、完全無欠のミニマリストになる必要はありませんし、これがミニマリストの正解というものはないと思います。

あなたが大切にしたいのは?

もしも家族が大切だと思ったならば、家族との時間や、家族それぞれの生活スタイルや考え方を尊重することは、捨てるべきじゃないのかもしれません。

そしてその大切なもの以外の部分で、減らせる場所を減らしきったら、それが今のあなたにとってのミニマリズムの完成形かもしれません。

私の大切にしたいものは

私が今一番大切にしたいものは、「家族」です。 

私の家のリビングにはダイニングテーブルもあるし、本棚もあるし、テレビも、プロジェクターも子どものおもちゃもあります。

私はミニマリストになりたいのに、嫌だな。いつまで経っても私はミニマリストになれない。もっともっと減らせないかと悩んだ時期もありました。

どうして、こんなに減らしたのに、よくyoutubeで見かけるミニマリストの方みたいに、なんにもない部屋にならないのだろうと。

けれど、減らせないには減らせなりの理由がたぶんあって、自分の本音としての大切なものと、いわゆる『The ミニマリスト』のイメージが相反していたことにあったと思います。

『ミニマリストでこんなに楽になった』という経験がある分、イメージとしてのミニマリストを妄信しすぎてしまっていたところがあったと思います。

しかし、私の一番大事なのは家族なので、家族みんなが快適に、文化的に暮らせることもとても大事なことだと思ったので、今はこの状態をしばらく続けようと思っています。

まとめ

最後になりましたが、自分にはミニマリストが合わないと思うならば、もちろんミニマリストになることをやめるのも全然いいと思います。モノを減らすことは、唯一の正解ではないです。

ミニマリストに惹かれ、興味をもって調べた経験や、ミニマリストになるメリットの中で、何か一つでも取り入れたら楽になったとか、そういうものが得られたなら、それだけでもいいのかもしれません。

また、中途半端に思えたり、たくさん家具があろうとも、それはあなたの必要なモノならば、それはそれで一つのミニマリズムなのではないでしょうか。

以上、こもりでした。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。

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