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こもり
ブロガー
元うつ病。東京都出身の30代女性。
現在4歳児の子育て中。

ミニマリズムが好きで、物少なめ生活をしています。

ミニマリストはデニムを履かないのか

ミニマリストとデニム

結論から言うと、私の場合はデニムパンツ(ジーパン)を1着、現時点では所有しています。

もちろん、デニムを持っていないミニマリストの方は多いです。しかしSNSなどで活動されているミニマリストの方を見てみると、デニムパンツを愛用している方もいるのも事実。

そこで今回は、デニムの扱いにくい点と、デニムのもつ魅力、それぞれを考え、ミニマリストにとってのデニムの必要性について検討したいと思います。

目次

デニムの扱いにくい点

ミニマリスト デニム

デニムって、セーターなどと同じく、そのアイテム独自の魅力もあるし、その反面、若干の扱いにくさがある。そのため、デニムを捨てようかと迷っている人も多いと思います。

私自身は、デニムを持っていない時期も長かったのですが、少し興味があったので、現在は所有を試みています。

まずは、実際にデニムのある生活を送る中で、不便だな、扱いにくいなと感じる点をまとめてみようと思います。

色移り・色落ち

適当に洗濯すると色落ちするし、他のモノに色移りしやすい。

壁に寄りかかったら、壁が青くなってしまうことがあるので、気を使う。

きちんと専用洗剤を使ったり、洗濯頻度にこだわったりしなくては、好みの風合いを維持できない。

リラックスウェアに向かない

素材が硬く、座るとお腹周りや足が窮屈に感じる。

そのままゴロゴロすると金具が当たって痛かったり。

そのため、そのまま就寝する人は少なく、ルームウェアやパジャマを普通の洋服と分けない方針の人には向かない。

オールシーズンは使えない

真夏に履くには暑すぎたり、私の場合は、夏場にはどうしても履かなくなってしまった。

生活スタイルにもよるけれど、洋服の点数を究極に少なくしたい人にはあまり向いていないかも。

かさばる

旅行荷物としては嵩張り、なるべく身軽に行動したいときにリュックに入れて行こうと思えない。

雨の日に履きたくない

まとまった量の雨が降る日には、履きたくならない。雨の日は濡れると重くなるし、すぐには乾かないから履きたくない日があった。

デニムが持つ魅力

ここまでとても悪いことばかり書いてきたけれど、独自の魅力あるのも確かなのだろう。

これだけ安く洋服が買える時代に、何万もするデニムを買う人もいるくらいですからね。

私がここ一年ほど、デニムを着用してみて気が付いた魅力と、メリットを以下に書いていきます。

オールブラックにならない

ミニマリズムに興味を持つとやりがちな、全身黒ずくめを回避できる。

物を少なくすることを考えると、黒のパンツを選択しがち。

もちろん、オールブラックは全くもって悪いものではないし、とても格好よくて、洗練された印象になり、私自身も大好きだ。けれど、黒が似合わないという人もいる。また、柔らかい印象で人から見られたい人には、少々印象が強くなりすぎてしまうこともある。

白Tシャツと黒のパンツだけだと味気ないと思ってしまう人でも、デニムだと寂しい印象にならないのが魅力かもしれない。

こだわれば、お洒落でシンプル

デニムは着こなした場合、とてもお洒落だ。

なんてことのない白のTシャツに、こだわりのデニムを履けば、コーディネートは完成する。

これが、デニムを持ちたくなる魅力の大部分を占める理由になる気がしている。私自身も、アナトミカのマリリンなどは魅力的に感じるし憧れがあった。

デニムでしかできないファッションや、魅力的な風合いがあるのだ。

タフで、汚れが気にならない

ジーンズはもともと作業着ということもあり、とてもタフだ。

ちょっとのことでは破れないし、破れたとしてもそれがおしゃれだという考え方もある。

汚れも気になりにくい。作業着なのだから、むしろ汚れていたっていい。わざとペイントを飛ばして履く人もいるくらい。

自分好みの風合いを保つために、洗濯頻度を少なくしている人だっている。ということは、考え方によっては一回履いたくらいで洗わなくたっていいのだ。

黒パンツは時にへこたれやすい。黒のパンツは、膝をつきすぎて白くなったり、破れたりしたら、寿命だろう。けれど、ジーンズなら、それで寿命とは限らない。どの状態が寿命かどうかは、所有者が決めることなのだ。

そんなタフな相棒がいるとちょこっと心強い。

個性が出せる

色落ちしないよう大切に履くもよし。タイトなシルエットにこだわるもよし。ラフに履いてもよし。

濃い色のデニム。薄い色のカジュアルなデニム。それぞれの好みが反映されて面白い。

デニムには、それぞれの所有者の色を出していける魅力がある。

ミニマリストに、デニムは必要か

今回、改めてデニムについてまとめてみたところ、ミニマリストにとって、デニムは不可欠なものではないという結論になる。

端に物の数を減らすという意味では、デニムはオールラウンダーではなく、デメリットがあまりにも多いからだ。

ある意味、ミニマムなもの

しかし、デニムが自分の大事にしたいものなのだ、これが自分を表現できる服なのだ、と強く思うのであれば、ある意味、ミニマリスト的なものにもなり得る。

私の尊敬しているミニマリストしぶさんもおっしゃっているように、『ミニマリズムは強調』という考え方がある。

『デニムが好きだ』『デニムが自分のファッションだ』と心から思うのであれば、それ以外の服やアイテムはなるべくシンプルなものを選び、デニムだけを強調させることは、とてもミニマムな選択だと言える。

今後、デニムを所有しつづけるか

今回、デニムというものに向き合い、私自身は今後、デニムの所有を一旦やめることになりそうだと思いました。

その大きな理由は、携帯性と、自分に似合わない点。

所有しだしてから何回か旅に出たけれど、その度、重さや嵩を理由に、デニムパンツはお留守番。

また似合わないという点は、高いデニムを買えば、自分の体形や顔の印象にも合うものがあるのだろうが、今はあまり高価な洋服を買いたい気分ではない。

私の持っているパンツ(ズボン)は、2着のみだから、現在の所有しているジーンズは、ほぼ一日おきに着用してきた。そろそろ色も褪せてきて、濃い色のデニムが好みの自分にとっては、現在持っているものは寿命を迎えそうだ。

夏が近づき、もう一枚黒のパンツを買い足したところで、デニムとはおさらばすることになりそうな気がしている。

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