私は、ミニマリストなのか?
こんにちは、こもりです。
今回は、「マイルドミニマリスト」と「エクストリームミニマリスト」について書いていきたいと思います。
私はミニマリストに興味を持ち始めてから、もう7年が経ちました。
その間、モノを手放すことで良いことがたくさんありました。家事が楽になり、日々の選択の負担を減らせたり、すごく身体が軽くなった感じがするのです。
しかし、沢山のモノは手放せて、服はほぼ交互に着るだけになっても、どうにも家具や家電はまだまだたくさん家にある。
はじめに憧れたミニマリストの方々のように、圧倒的な床に何もない「がらーん」にはならなかったのです。
私は自分的にミニマリストになった気分でいたけれど、先人たちのミニマリズムを目の当たりにするとぐうの音もでない。
しかし、家族は特にミニマリストというわけではないので、家族との生活を守るためにも、家具や家電は、必要なものだと思うので、どうも無くしてしまおうとは思えない。そして私自身も、家具家電から得られる豊かさも大事だと思っている。
物が究極にすくないミニマリストさんにかっこよさを感じながらも、私の家のこの物の量も、今の私に必要なモノたちなのだから、これはこれで今の私の最小限なのではないかと思ったのです。
エクストリームミニマリスト
海外では、特に究極に物が少ないミニマリストを、「エクストリームミニマリスト」なんて言ったりするそうです。
「ミニマリスト」と、さらに極端に物がないミニマリストである「エクストリームミニマリスト」を分けて表現するようです。
しかし日本では、「ミニマリスト」と言われて思い浮かべる像が、極端に物が少ない、床に何もない、究極のミニマリストの姿のイメージになっています。
発信している方に、「この人はミニマリストじゃないよね」、なんて言う声も聞こえてくる。
いや、はたから見ていて、自分なりの最小限を追求しているなら、「ミニマリスト」って言ってもいいじゃないかと思ったのですが、
なにせ「ミニマリスト」のイメージが、もう床に寝袋で寝るようなレベルを想像してしまうから、仕方ないですよね。
そこで、その本当に究極のミニマリストと、極端ではないけど、普通の人に比べたらかなり物が少ないミニマリストを分ける言葉が必要なのではないかと思ったのです。
マイルドミニマリスト
そこで日本でも、極端に物が少ない人を「エクストリームミニマリスト」と呼び、
そこまでではないミニマリストを、「マイルドミニマリスト」と言い分けることができたら、便利なのではないかと思いました。
「マイルドミニマリスト」と言う言葉があれば、広くいろんな人に、もっとフランクに、カジュアルにミニマリストの良さを、身近に感じてもらいやすいと思ったのです。
そこで当ブログでは、ミニマリストには2種類いて、「エクストリームミニマリスト」と、「マイルドミニマリスト」の両方がいるという前提で話していきたいと思っています。
「エクストリームミニマリスト」と「マイルドミニマリスト」
言葉の意味(反対語)
初めにそれぞれの言葉の意味を考えたいと思います。
エクストリーム(extreme)
極端な、極度の、先端の
マイルド(mild)
軽度の、温厚な、優しい、穏やかな、厳しくない
上記のように、二つの言葉が、だいだい反対の意味を持つことが分かります。
「エクストリームミニマリスト」と「マイルドミニマリスト」の定義
ここからは、その二つのミニマリストの定義を書いていこうと思います。
エクストリームミニマリスト
実験者。極端にモノ少ないストロングスタイル。なかなか常人には真似できないことを、身体を張って、人間の最低限を模索し挑戦し、実験してくれている人。
誰から見ても極端にモノが少ない状態。
マイルドミニマリスト
最低限+自分らしさ。
実践者。極端なミニマリストをみて感化されて、ミニマリズムを自分なりに落とし込んだ生活を実践している人。エクストリームミニマリストと比べると、物は少なすぎない。
主観的な数で、最小限かを大事にする。
私は、究極のミニマリスト「エクストリームミニマリスト」さんに強く憧れてきました。
彼らが極端な物量を追求するのも、突き詰めれば「自分の幸せ」を模索した結果なのだと思います。
「エクストリームミニマリスト」も、「マイルドミニマリスト」も広い目で見れば目的は同じで、自分にとって幸せな「量」が違うというだけだと思っています。
最後に
私自身、モノを減らしたことで、明らかに生活が変わったし、ミニマリズムの良さを実感しながら生きています。
そこで、誰かにこの思いを伝えたいなと思いつつも、自分が究極のミニマリストではないことから、一歩踏み出せずにいました。
ミニマリスト像が、あまりにも潔い状態なので、「自分には無理」「自分には関係ない」と思ってしまう人もいると思います。
私は、もっと多くの人にミニマリズムの良さを知ってもらいたいし、もし興味のある方がいれば、もっとカジュアルな気持ちでミニマリストを目指してほしいと思っています。
「マイルドミニマリスト」という言葉を気軽に使ってもらうことで、ミニマリストへのハードルが低くなればいいなと思っています。
以上、こもりでした。

