こんにちは、こもりです。
今回は、「ミニマリストってつまらないんじゃない?」という疑問に答える記事となっています。
結論から言えば、ミニマリストの多くは楽しんでいるというのが答えです。
それでは、なぜそう言えるのかをこれから書いていきたいと思います。
本題に入る前に
まず前提として、ミニマリストを志す人は、現状を変えたい人たちです。
心にモヤモヤとした気持ちがあったり。
どこか生きづらさがあったり。
自分を変えたい、
もしくは大きな目標がある
忙しすぎる
という場合が多いです。
普通の人が手にしているものを持つことよりも、嫌なことはしたくないとか、何かを手放してでもやりたいことがあると思える人たちです。
なので、日々に本当に生きづらさが全くなかったり、大きな目標がなく、物の管理をきちんとできているならば、あなたは別にミニマリストになる必要はないと思います。
ミニマリストになる必要がないという人には、もしかしたら、ミニマリストはつまらなそうとか、貧乏くさいと見えると思います。
じゃあやっぱり、ミニマリストはつまらない?
かといって、ミニマリストはつまらないのかと言ったら、そんなことはないのです。
少なくとも、ミニマリストとして生きている人の多くは、ミニマリストの生活をゲーム感覚で楽しんでいると思います。
よくSNSやyoutubeで目に付くミニマリストって、
①生活することの楽しさ、工夫することの楽しさをマイペースに楽しんでいる勢
もしくは、
②何か大きな目標があったり、もともと忙しすぎたりして、つまらないと感じている暇がないような人たち
のどちらかが多いと思います。
どちらにしろミニマリストとして生きていくことを選んだ人の多くは、楽しんで生きていると思います。
ミニマリストは、特別な人だけのものではない
私たちは、「より多くを持つことが幸せ」という価値観に、無意識のうちに影響されています。知らず知らずのうちに、広告や社会の風潮から影響を受けて、やらなくてもいいことも、全てを手に入れないといけないと思いがちです。
物を沢山減らして、節約して、節制したら、たしかに嫌な仕事を変えたりできる可能性はある。
しかし、それでは今まで楽しんでいたファッション、旅行や、グルメ、お酒、趣味はできないじゃないか、そんな人生はつまらないと思っているかもしれません。
たしかにそうですよね。それが本当に楽しい事ならば、何かを変える必要はないのかもしれません。
しかし、その楽しみがストレスをごまかすためのものだとしたら?
生活を軽くすることで浪費を少なくすることができるかもしれません。そのことでフットワークが軽くなり、違うことに挑戦する意欲がわいてくるかもしれません。
あなたがわざわざ検索してここまでにたどり着いていたとしたら、もしかして心のどこかで、ミニマリストにちょっと気になるところがあったのではないでしょうか?
お金を使わなくても生活は楽しめる
ミニマリストがつまらないと思っているのは、私たちが、お金を使う楽しみ方しか知らなかったからだと思います。
ちょっと遠くまで散歩をしたり、ただ生活を楽しむことだけでも幸せを感じられる。そして、誰かの役に立つことに邁進するのには、大金を浪費する必要が無かったりします。
ただ、それぞれに趣味趣向は違うので、無理は禁物です。飲み会など、人とのコミュニケーションに喜びを感じる外向型の人は、ある程度お金が掛かる楽しみ方も大切にした方がいい場合もあります。
物が少なくてもいい時代になってきた
私もミニマリストを知った時に、ちょっと極端だな、あれはストイックな人がやるものだと正直思いました。
ですが、怖いもの見たさで、佐々木典士さんの著書「ぼくたちに、もうモノは必要ない」を読んでみて、考え方がかわりました。
その本を読んで、私が普通だと信じていたものは絶対ではないのだと気が付き、それをきっかけに物を減らしはじめました。
スマホでなんでもできる時代、モノが沢山はなくても生きられるようになってきたという時代の流れがあるのは確かだと思います。
最後に
ミニマリストとは一口に言っても、なにもかもミニマムにしなくたっていいと思うんです。
あきらかに着ていない服を手放すとか、自分がどうでもいいと思っているところだけを最小限に抑えてコストカットするとか。それだけでも、ちょっとは違うと思うんですよ。
ミニマリストに嫌悪感がある人がいるのは、ちょっと怖い、というか得体のしれない感じがするからだと思います。
そう思うのは、『これまで当たり前だと思っていたルールが、実は絶対ではないのかもしれない』という変化の兆しを、心のどこかで感じているからかもしれません。
これってちょっと時代が変わる前に批判的になる人が多いのと似ていませんか?古くからの風習が破られるのではないか、という恐怖心です。
自分には合わないなと思う人は、無理にやることはもちろんないし、もうちょっとフラットに、確かにこの人の言っていること、ここの部分では共感できるな、試してみようとか、そんな軽い気持ちで見ていればいいと思います。
以上、こもりでした。

