こんにちは、こもりです。
突然ですが皆さん、ミニマリストって、どんなイメージがあるでしょうか。
ちょっと普通でないとか、とても真似できるものではないとか、そんなイメージをはじめに持った方もいるかもしれません。
私は、ミニマリストは一過性のブームではなく、これからのスタンダードになる可能性を秘めていると感じています。
親世代の常識、「婚礼ダンス」が消えた現代
私の親世代である昭和の頃と、現代とでは、人々に必要なものは変化してきているように感じませんか?
人はだんだんと、持ち物を少なく持つ方向になってきていると思います。
そんな変化を、普段生きている中でも感じることがありますよね。
たとえば今、結婚するときに、天井に届くくらいの、ものすごく大きくて重たい婚礼ダンスや、着物を買う人はどれくらいいるのでしょうか。
実は、私が結婚する時に、親に「タンスを買わなくていいのか」とか、「着物を買わないといけないわ」などと、言われたんです。これ、同じく友達も親から言われたらしいんですけど。
いや、こっちからしたら、「絶対いらないでしょ」って思ったんですね。
このように、世代が違えば、常識が違うということがわかります。
IT革命、そしてスマホの登場後に現れたミニマリストという存在
そして、携帯電話、そしてスマホのおかげで、
今まで常識だった固定電話、目覚まし時計、タイマー、電卓、suicaなどのicカード、お財布、本、スケジュール帳、紙とペンですら、なくても生きられなくはない世界が現実のものになりました。
なので、今当たり前に持つことが普通だと思っているモノも、未来の人は持たなくなっているなんてことは全然あるということです。
ということは、
今はまだ変な人に見えているかもしれないミニマリズムがもっと世に浸透していることもあり得るのではないか思っています。
スマートフォンが行き渡り、Amazonで手軽に買い物ができるようになって、モノがとても簡単に家に届くようになりました。
そして、モノが飽和状態になった現代、物はたくさん持てば幸せになれるというわけではないことを、なんとなく人類は知り始めた。
『物の量は豊かさ示すものではない』と。
本当の豊かさは時間があること、自由があること。そしてGDPで測れない幸福度がより重視される世の中に。そんなふうに世界が変わっていっている気配がもうすでにありますよね。
シェアリングエコノミーもどんどん盛んになって、ますます物を個人所有しなくても大丈夫になっていくでしょう。
ミニマリストを疑っている人は、もしかして新時代の訪れに、最初は否定で入ってしまう人なのかもしれません。
ミニマリストは、未来の人の姿?
YouTubeや本などで発信活動をされている、ミニマリストの方の生活を見ていると、
例えばですが、
- 物は最小限
- 1日4,5時間程度働く
- 散歩やジムで適度に運動
- 家で簡単に自炊
- 家事の時間も最小限
なんだか、すごく健康的で、理想的な生活だと感じませんか?
適度に働き、適度に運動し、健康的なものを食べ過ぎない程度に食べる。
そして余った時間は、プロジェクターで好きなコンテンツを見たり、趣味など自分らしい時間を楽しむ。
そして、大切な人と過ごす時間をたくさん持てる。
そんなにお金を使わなくても、大きなストレスがないから、衝動買いや、過度な飲酒喫煙はしなくても平気。
見栄のためにお金を使わず、余ったお金は投資にまわし、生活の基盤を安定させて、その後は小さな起業で、世のため人のためになることに熱を注ぐ。
もちろん様々な人がいますが、楽しそう、幸せそうにしているミニマリストの人は、皆たどり着いている場所はそんなに大きくは変わらない感じがするんです。
そんな彼らは、私たちの将来、『未来人』なのではないか?そうふと思ったんです。
最後に
AI・自動化が急加速的に進んでいくこれからの時代、そんな幸福で、身軽で、サステナブル(持続可能)な生活を、多くの人が手に入れるのでは?そんな未来が持っている気がします。
今後は、SNSやYouTubeでみるような極端で究極的なミニマリストというよりも、もう少しマイルドなかたちでミニマリズムを取り入れる人が増えていくのではないかと思うんです。
こだわりのないところは最小限におさえ、自分の好きなもの、心の豊かさに必要なものに関しては、自分らしいものを所有する生き方。
そんなマイルドミニマリストが、世のスタンダードになる日が来るのではないかと、私はひそかに思っています。
