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こもり
マイルドミニマリスト
1990年生まれ。東京都出身の30代女性。既婚。元うつ病。一軒家で暮らす3人家族。現在5歳児の子育て中。内向型。HSP。MBTI診断:INFP。

ミニマリストに「向いていない人」ほど、ミニマリズムをやるべき理由。

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ミニマリスト、向いていない、向いている

こんにちは、こもりです。

なんだか気になりはするけれど、ミニマリストってあまりにも極端すぎて、私にはあんな風になれない。「私には向いていなそう」と、尻込みしている人はいませんか?

ミニマリストにはたしかに、最初の参入障壁という意味では、多少は向き不向きはあるのかもしれません。

けれど、ミニマリストって誰でもやる権利はあるし、誰でも頑張れば獲得できる技術であり、仕組みづくりなんです。

ミニマリストというのは誰でも取り入れたら、生活が楽になる部分があるものだと私は思っています。

なので、私はもっと広く多くの人が、少しマイルドな形で、ミニマリズムを取り入れることによって、身軽になってほしいと思っています。

それでは、今回は「ミニマリストに向いている人と向いていない人」について書いていきたいと思います。

目次

向いていない人ほど、ミニマリズムを取り入れるべき

ミニマリストに向いている人、ミニマリストになることが簡単な人というのは、たしかにあると思います。

しかし……

明らかに浪費癖があった人が、それをやめられたら?

「浪費できるくらいの余裕資金がある人が、それをやめてミニマムに生きたら?」

その分だけで、かなりの貯金ができるようになるのではないでしょうか?

このように、一見ミニマリストとは縁遠い人ほど、少しでもミニマリズムの考え方を取り入れることの効果は絶大になのです。

ミニマリストに向いている人とは?

それでは、一般的にどんな人がミニマリストになりやすいのでしょうか?

  • もともと物欲が少なかった
  • 合理主義・効率主義
  • 大掃除・大片付け・模様替えが好きな
  • 独身男性
  • 内向型の人
  • まだ何者でもない人
  • お金持ちの人
  • 自分のやるべきことが見つかっている
  • フラットに物事を捉える柔軟な人

もともと物欲が少なかった

私も人並みに物を持って育ってきましたが、とてつもなく大きい物欲というのはなかったように思います。

母や姉はブランド品にも価値を見いだすし、バッグも好きでしたが、私はブランドにも、綺麗なバッグを持つことにも、もともとあまり興味がありませんでした。

なので、改めて考えると、私はもともと物欲が少なくミニマリストというものが性に合っている方だったのかもしれません。

合理主義・効率主義

私の夫は、合理的かどうかを自然に考えている人なので、私とは違い、もともと物が多くはない人です。

ミニマリストと名乗ることはありませんが、元来精神的にミニマリスト的なところがあるのだと思います。

それでもやっぱりひととおり常識的な物は持っていたのですが、私が捨てることにハマりだすと、そんなにこだわりなく、一緒に物を捨てることができました。

大掃除や大片付け・模様替えが好き

私は、小さい頃からちょこちょこと片付けることが苦手で、部屋はいつも散らかっていました。

しかし、大掃除や、大胆に物を捨てるということは好きでした。

小学生のときから、急に思い立って、前の学年のときのプリントを大量に捨てだしたり。タンスの引き出しごと出して、まだ使えるものとそうでないものを分けて、根本から収納方法を改善していました。

あとは模様替えが好きで、狭い自分の部屋の家具の場所を変えてみて気分転換したり。

テスト前になると、急に片付けを始めるような人も同じタイプかもしれません。私もそうでした!

テスト前に片付けしたいのは、「何かを集中しようとしたときに、他のノイズが気になってしまうということ」なので、ミニマリストになれば、自然にやるべきことだけに目が向くようになります。

一人暮らしの男性

一人で暮らしていれば、すべてのものが自分のものなので、判断するのに誰かの許可がいりません。

ですので、家族で暮らしている人よりは、片付けも進めやすい傾向にあると思います。

また、属性で決めつけるのはあまりしたくないのですが、女性より男性の方が持たなくていいモノが多く、減らしやすい傾向にあるとは思います。

内向型の人

外向型の人は、外に精力的に出て、たくさんの人と関わることに幸せを見いだします。それはとても素敵なことだと思います。

それが悪いことでは決してないのですが、物の量や、人からの見られ方といったことの重要度が内向型とは温度差があるように思います。

内向型の人は、他者との交流よりも、一人でいる時間を好みます。

結果、内向型は、他者からの評価を得ることの優先順位が低いため、自分を満たすものだけを持てば良いと感じやすく、見栄を張るための物がそこまで必要ない傾向にあるかもしれません。

まだ何者でもない人

まだ何も持っていない人は失うものが少ないので、年齢が若いうちの方が、ミニマリストになるために捨てるものも多くありません。

もうすでに社会的地位を得ていて、生活レベルを上げている人が、今まで持ってきた固定概念を手放すことは簡単ではありません。

また、片付けというのは体力が必要なので、より若い方が取り組みやすいことだと思います。

また、若いうちにミニマリズムを取り入れた方が、今後の人生全体の支出や、幸福度に影響があると思います。

お金持ちの人

生活に余裕がないと、物を捨てるのにも勇気がいります。

お金持ちの人は、一度手放してしまっても、買い戻しをできる余裕があるので、思い切ることができます。

また、高価で、何役もこなせるような便利で、美しいものを買う資金力もあるため、少数精鋭の部屋づくりをしやすい傾向にあると思います。

自分のやるべきことが見つかっている人

「明確な夢や目標がある人」、「やりたいことが決まっている人」は、今はそれ1つに集中すると決めやすく、それ以外のものを手放す勇気が湧きやすいと思います。

例えば、大きな夢があるとき、テレビを観ている場合じゃないし、ゲームばかりをしている場合じゃないですよね。

夢のために全力で邁進しているときは、持っているものを手放す勇気も湧きやすいと思います。

フラットに物事を捉える柔軟な人

物を少なく持つ方が豊かだという考え方は、ここ十数年前から流行りだした、新しい考え方です。

IT革命の時代にもすぐに適応して、早めにパソコンや携帯電話を手に入れた人。スマホをいち早く手に入れた人。最近だったら、AIはどんなものなのか、積極的に勉強し、早い段階で取り入れることのできている人。

色眼鏡でなく世界をみていて、物事をフラットに考えて自分に落とし込める柔軟性が高い人は、固定概念をすぐに手放すことができます。

ミニマリストになることが効果的な人

次に、逆に一見、ミニマリストに向いていない、しかしミニマリストになることがとても効果的な人について、考えていこうと思います。

  1. 貧乏性や生活に余裕がない人
  2. 年収は高いが、支出が多い人
  3. 面倒くさがり・ずぼら・片付けが苦手
  4. 女性
  5. 同居人がいる人
  6. 年齢が高い
  7. 自分の方向性が定まっていない
  8. とにかく忙しい人
  9. 不器用な人やHSPの人

貧乏性や、生活に余裕がない人

余裕のない人は、手放すときに買い戻しができないかもしれない、という不安があるため、適切な判断力が使えていない場合があり、物を捨てることに難しさがあります。

しかし、本当に自分にとって必要なものかどうか、しっかり自分の持ち物と向き合うことで、だんだんと判断力がついてきます。

ミニマリストになることで、過剰なストックや浪費、自分を幸せにしないものをやめられたら、それだけでずっと余裕のなかった生活に余裕ができるかもしれません。

年収は高いが、支出が多い人

年収帯が高い人は、周りにいる人も生活レベルが高いことが多く、様々なものを手に入れられる選択肢があるため、いろんな物が目に入ってしまいます。

高級マンション、ブランド物、高級車、高級時計、それなりの身なりの洋服、高額な教育費、高額な豪遊旅行など。

なにせ、使えるお金がたくさんあるので、それらに手を伸ばせば、手にできる状態にあります。しかし世のすべてを手に入れることはできないし、使えるお金をすべてを使っていてはお金が貯まりません。

周りの人が手にしている1つでもやめてみると、途端に資産が貯まるようになってくる。1番ミニマリストになることの効果が高い人だと思います。

しかし既に手にしているものを手放すのは、簡単なことではありません。

周りの空気に甘んじず、様々な物や固定概念を手放すことで、心にも余白ができて、もっと大きなことを成し遂げる気概が湧いてくるかもしれません。それだけの高給を手にできている人は、元来頭が良いので、もっと高みを目指せる可能性もあると思います。

また、手放しても、稼ぐ力があるので、買い戻すことも可能なので、リスクも低いと思います。

面倒くさがり・ずぼら・片付けが苦手

私はこのタイプでもあります。

何事も面倒で、腰が上がらないタイプの人は、なかなかまとまった量の片付けをする気になかなかなりません。

例えば、やっとのことで捨てようと決めても、ずっとそれをまとめるのが面倒で結局玄関横とかに置いたまま放置してしまったり。

私は今でも気を抜くとそうなってしまうので、なるべく捨てると決めたものは面倒になる前に、早く捨てるように意識しています。

このタイプは、なかなか家全体の片付けをすべて終わらすことが難しいです。

しかし、一気に片付けを終わらせることができれば、その快適さに革命が起こったように感じると思います。

物を減らしきると、嘘みたいに普段の家事が楽になり、面倒くさがりと、ミニマリストというものが相性がいいと実感するようになると思います。

女性

女性は男性に比べると、清潔で綺麗な服を着なくてはならないと見られる傾向にあります。

また、化粧品、スキンケアグッズ、ヘアアクセサリー、生理用品など、女性ならではの物も多いです。そして、ポケットが使えない服も多い、喪服のバッグですら男性は必要ありません。

なので、女性はまずそもそも持たないといけない物が多いのです。

また、女性は、男性的な服装もできる一方、スカートやレースのついた服、ヒール靴など、選択肢があまりにも多く、それを絞ることに難しさがあると思います。

また、日本人女性は特に、周りもおしゃれにしている人が多く、自分も同じようにおしゃれにしないといけないと思い込んでいることも多いように感じます。

迷いが多くなりがちなので、カラー診断、自分の骨格診断、顔タイプ診断などから、似合うものを知っておいたりすると、買い物の失敗を減らすことができます。

ミニマリズムを取り入れ、数を少なく持つことを意識すると、自分の方向性が定まるので、日々に迷いが減り、生活がかなり軽くなります

同居人がいる人

家族や恋人、友人など、一緒に住んでいる人がいる場合も、やや難易度は高くなります。

特に、こどもがいると、まとまった時間が取りにくく、また片付けに取り掛かる体力が残っていないということもあり、難易度が高いです。

しかし、子育て中はかなり忙しいため、一気に自分の分のものだけでも最適化しておくことで、生活の負担がかなり減るため、ミニマリストになることの効果が大きくなります。

年齢が高い人

片付けにはかなりの集中力、判断力が必要ですし、体力も必要です。

世代的に物をもつことに豊かさを感じてきたこと、そしてもったいない精神も強いです。

歳を取ってから、新しい価値観を受け入れるのは、難しさがあります。

しかし、身体が動かなくなる前に自分の荷物を整理しておくことで、老後の家事負担を減らすことができたり、生前整理にもなるので、ミニマリズムを取り入れるメリットは大きいと思います。

自分の方向性が定まっていない人

  • 「自分が何をやりたいのかわからない」
  • 「自分はどんなテイストの服が着たいのか定まらない」
  • 「いろんなインテリアのテイストが好きで、絞れない」

こういう人生そのものや、買い物の迷いがある場合、数を絞るということが難しくなります。

自分の方向性が見えていない分、判断することに体力や根気が必要だからです。

しかし、一度必要最低限まで減らそうとすることで、自分の好みのテイストがわかってくることがあります。

また、物が少ない余白のある空間では、モノ一つ一つの美しさを引き立ち、かえって洗練されておしゃれになることを実感できると思います。

一度自分の幸せにとって良くないものを追い出して、コップを空にすることで、自分の人生に必要なもの、「やりたいこと」が明確化するかもしれません。

とにかく忙しい人

忙しい人は、時間がないため物をまとまって捨てる時間を取りにくいです。

しかし、一度集中的にミニマリズムに取り組むことで、かなりの時間を生み出すことができます。物の少ない暮らしは、忙しい人にこそ良さが発揮されやすいです。

HSP・うつ病など

センシティブな人は些細なことで疲れやすく、ちょっと頑張ってしまった日などは布団から起き上がれないほどの疲労を抱えることがあります。

日頃の疲れから怠惰になりやすく、頭もいつもごちゃごちゃしているため、判断力の必要な物の整理はなかなか腰が重くて取り組むことが難しいです。

しかし、だからこそ、一度頑張って生活をシンプルにすることで、家事負担や、日常生活をきちんと暮らせるようになり、快適さが手に入ります。

また、物からの情報にも敏感なタイプなので、整然とした、物の少ない部屋で暮らす事で、かなりストレスが減ります。

私もHSP傾向があるのですが、ミニマリズムを取り入れてから生活が激減し、身体を覆っていた重い感じがかなり取れました。

最後に

今回は、ミニマリストに向いている人、向いていいない人がテーマで書いていました。

たしかにミニマリストになることの、最初の参入障壁としての難易度が比較的低い人と、難易度が高い人がいるということは事実だと思います。

しかし、難易度の高い人ほどミニマリストになることで得られる効果はより感じることができるのです。

ということは、誰でもミニマリズムを知ることは意味があるということです。

もともとミニマリストに向いている人は、長所をより伸ばすことができ、そして、難易度の高い人ほど生活の負担減を実感できる。

私も、はじめミニマリストの人をテレビで見たときに、私には無理だ、とちょっと距離を置いてしまいました。

しかし、佐々木典士さんの「ぼくたちにもうモノは必要ない」を読んだことで、私にも関係あることなのだと気が付き、一気に減らすことができました。

少しマイルドなミニマリストでもいい

私はミニマリストの中でも、物が少なすぎない、マイルドミニマリストだと思っています。

それでも、ミニマリズムを生活を手に入れたことで、すごく生活がしやすくなって、楽になりました。

誰もが、あまりにも極端なミニマリストにまではならなくて良くて、よりマイルドな形でも、ミニマリズムを取り入れることで、より多くの人が楽に暮らせるようになるといいなと思っております。

最後までお読み下さり、本当にありがとうございます。

以上、こもりでした。

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