こんにちは、こもりです。
今回は、ミニマリストとテレビの関係について。 ミニマリストはテレビを持たない、というイメージが強いかもしれませんが、そうでもない人もいます。
今回は、ミニマリストがテレビをどう捉えているのか、そして私がテレビを持つことに決めた理由を、正直に話していきたいと思います。
ミニマリストはテレビを持っている?
SNSなどを見ていると、テレビを処分したというミニマリストの方が多く、それがミニマリストの当たり前のように感じられるかもしれません。
しかし、全員が全員そうではありません。私自身、テレビを所有しています。大切なのは、「自分にとって、そのモノが必要かどうか」です。
一般的な人がテレビを所持している理由
そもそも、なぜ多くの人はテレビを家に置いているのでしょうか。そこから考えてみたいと思います。
主な理由は、以下の3つに分けられると思います。
①情報を得るため
②娯楽として
③あたりまえだから
①情報を得るため
家事をしながら、朝ごはんを食べながら、身支度をしながら、そして楽しみながら今日の重要なトピックや、ニュースや天気予報など、世の中の情報を得ることができます。
憂鬱な朝の時間、素敵なキャスターのみなさんの明るい笑顔に癒されて今日も頑張ろうと思えたり。
また夜には、今日の出来事や世界情勢のことをうまく要点をまとめて、短時間でピンポイントに教えてもらうことができます。
ちゃんと製作費をかけられて作られていて、ある程度正確な情報を、映像と説明を交えて頭の良い人たちがまとめてくれます。
ネットニュースに比べたら、ジャンクすぎないかたちで、ある程度はオブラートに包まれた強すぎない言葉で知ることができるのもメリットだと私は思います。
②娯楽として
今日も頑張って帰ってきて、バラエティ番組で、プロフェッショナルな芸人さんたちを見ながら、笑うことが生きがいだったり。
ドラマを観ることで、自分の嫌な気分を変えたり、癒されたり。
③あたりまえだから
特に目的がなくても、家にいるときはなんとなくテレビをつけっぱなしにしている。
習慣として、小さい頃から、いつもテレビを見て生きてきたから。
家にいるときは、いつもテレビを点けていたから、テレビの音がないと静かすぎて落ち着かないから。
テレビを手放すことで得られるメリット
それでは、なぜミニマリストの人はテレビを手放す方が多いのでしょうか。
次にテレビを手放すと、どんなメリットがあるのか考えていきたいと思います。
①部屋が心地よい場所になる
②情報の海から解放される
③時間ができる
④NHK受信料の節約
①部屋が心地よい場所になる
テレビが大きいだけでなく、テレビを持つと、大きなテレビ台や、HDDレコーダー、ごちゃごちゃとした配線なども一緒に所有することになります。
日本の狭い住宅事情では、部屋の面積に対してのテレビに関連するものの占める割合は大きく、テレビを処分するだけで、かなり部屋がすっきりし、それだけで部屋が広くみえるようになります。
②情報の海から解放される
芸能人の不倫のニュースやスキャンダル、いたずらに購買意欲を刺激してくるCMなど、
テレビをつけていると、良い情報も悪い情報も無尽蔵に受け取ってしまうことになります。
余計な刺激から解放されることで、心穏やかに暮らすことにつながります。
③時間ができる
テレビを点けていたら、なんだかおもしろい番組を見つけてしまい、いつの間にか過ぎる時間。
もうお風呂に入る時間なのに。テレビに生活を支配されている。なんてこともありますよね。
テレビを手放すことで、なんとなく見ていたという時間が減り、自分の好きなことや、やりたかったことをやる時間ができるかもしれません。
また、夜更かししがちだった生活を改善する助けになるかもしません。
④NHK受信料の節約
テレビを持っていないならば、NHK受信料を払う必要がなくなるので、節約になります。
また、テレビをずっと点けていたという人ならば、電気代も減るかもしれませんね。
テレビを手放すにはどうしたらいい?
テレビのない生活を試してみる
「この曜日はテレビをつけない」などと自分ルールを作ってみて、その日のために図書館で本を借りておくとか。
布でテレビを隠して、目に入る機会を減らしたうえで、まずは二週間くらい試しにテレビを見ない日をつくってみるのもいいと思います。
はじめは、テレビの音が鳴っていない部屋が落ち着かないという場合もありますが、二週間くらい続けると平気になるかもしれません。
娯楽の代用を考える
今はテレビでなくても、他の代替の娯楽はいくらでもある時代です。
Tverを利用する
まず始めに挙げられるのは、Tverです。
見逃したテレビ番組を一週間無料で見ることができます。これなら、テレビがなくても、パソコンやタブレット、スマートフォンなどから見ることができます。
特定のこの番組だけは観たいということであれば、Tverを利用することでテレビを手放すことができるかもしれません。
他にも過去のドラマやバラエティなどもあるので、暇つぶしにも使うことができます。
また、NHKの番組は、NHKプラスでも見れますが、見逃し配信を見るには受信料を払う必要はあります。
Eテレに関しては、NHK for schoolで一部無料で見ることができます。
その他の動画配信サービスを利用する
最近はyoutubeでもニュース映像が観れますし、amazon primeならばアマゾンの送料無料になるなどの特典がありながら、NHK受信料よりも安い値段で映画やドラマなどを観ることができます。
チューナーを買う
あとは、テレビ本体がなくても、チューナーやコードなどがあれば、プロジェクターやパソコンでもテレビ放送を見ることはできます。
本を読む習慣をつける
別に本でなくてもいいのですが、
せっかくテレビをなくすならば、その時間をSNSを見て過ごす以外のものにしたいという方は、意識的に本を手元に置いておくという手もあります。
私がテレビを持つことにした理由
たくさんのメリットがあるのに、なぜ私はテレビを持つことにしたのか。 それは、私にとって必要だと感じたからです。
まず、こどもがいるという点が一番大きいです。
子育て中の私にとっては、Eテレなど、子どもに見せたい番組がたくさんあります。
普通の暮らしにある程度合わせてあげたい気持ちもあります。ある程度の常識は身に付けてほしいし、こどもが気になる番組も見せてあげたいです。
家事をしている間ちょっと映像を見ていて欲しいというときもあって、テレビはyoutubeよりは依存性が少なく感じるのもメリットに感じます。
(子どもは、うちのテレビではyoutubeが観られないと思っています)
私自身は、もうあまりニュースなどもテレビで見ないので、確かに必要性は下がっているのは事実ですけど、個人的に録画したドラマを1シーズン一気見したり、NHKが好きで朝ドラなども見たいので、現時点では所有することにしました。
また、私はサッカー日本代表が好きで、地上波で観た方が都合がいい時があります。Tverやdaznでも配信されていることが多いのですが、tverでの配信はandroidTVに対応していない場合が多いし、現在daznには加入していないので、簡単には綺麗な映像をプロジェクターで見ることができないのです。
パナソニックのプライベートビエラ
けれど、一般的なテレビは大きく幅をとるので、どうしようか考えた挙句、パナソニックのプライベートビエラを使うことにしました。
また、じっくり大画面で見たい時には、プロジェクターを使用しています。
うちでは、こどもが明るい部屋でも見られるように、ルーメン数が高いものを使っています。
プライベートビエラの魅力

このテレビの良いところは、以下の5つです。
・コンパクトサイズで場所を取らない
・持ち運びができる
・リモコンいらず
・タイマー機能でつけっぱなしを防げる
・防水で、お風呂やキッチンでも使える
このテレビならばコンパクトなので、大きなテレビボードを持たなくてもいいし、画面自体は充電されていればコードレスで使えるので、好きな所に運んで観ることができる。
テーブルに持ってきて観たりとか、子ども部屋用にしたり、お風呂で観たりと、多用途で使うことができます。
チューナーが付いている本体部はあるので、その分の置き場所が必要な点や、多少配線はありますが、普通のテレビをもっているよりはましなので、うちではプライベートビエラを使うことにしました。
まとめ
ミニマリストだからといって、必ずしもテレビを捨てる必要はありません。大切なのは自分にとって何が必要か考えることです。
テレビを持つ、持たない。どちらの選択でも、自分の心が満たされる暮らしが一番です。
この記事が何かの役に立ったらうれしいです。
以上、こもりでした。
こどもとテレビに関してはこちらの記事でも書いています。
