今回のテーマは、「ミニマリストをやめたくなったら読んでほしい記事」です。
たくさん物を捨てて、なんだか寂しさや物足りなさがある。
よくSNSでみるミニマリストさんのような、本当に何もない部屋に近づけたら、なんだか自分らしくないように感じた。
それに最近、物欲が湧くようになってしまった。もうミニマリストはやめて、物を取り入れる暮らしに戻りたい。
そんな人に読んで欲しい記事になっています。
物欲が増えてきた=自己肯定感が高まった証
たとえば、あなたが今「やっぱり自分は雑貨が好きだ」っていう自分の声に気が付いたなら。自分の大切だったことに気が付けたのだから、それは良かったことだと思います。
私は、物を減らしてみて、むしろかえって物欲が増えたかもしれないです。私は、北欧・フィンランドの雰囲気がやっぱり好きなんだと、最近よく思います。
ミニマリストにならなかったら、そのことにも気が付かなかったかもしれない。いろんな情報に埋もれて、「自分のこれが好きだ」って声を聞いてあげられなかったかもしれない。
物欲が増えるって、ある意味においては、自己肯定感が上がったということだと思うんです。
物欲と自己肯定感の関係
私の場合は、自己肯定感が下がっているときは、あまり自分を高めるためのものを買おうと思えなくなります。
また、ミニマリズムを知らない時の買い物は、自己肯定感がないゆえのものだったような気がするんです。
甘いものやお酒、衝動買いとか、なにか満たされない部分を埋めるための、良くない消費行動だったと思うんです。
「おしゃれでいないといけない」という思い込みだったり、他人の持っている物が羨ましくみえたり、体裁をとりあえず繕うものだったり。
つい、今欲しいものに着目していまいがちだと思うんですけど、ミニマリストを知って物を減らした経験があるならば、きっともう欲しくならなくなったものがあると実感していると思います。
これからは、買い物をするならば、自分を大切にするための買い物をしよう。
広告や人に決められた価値観じゃなくて、自分が決めたものを買おう。
これからは、自分の感性で好きだと思ったものだけ集めていく人生にしましょ。私も、これからそんな自分になりたいと思っています。
それに、物が増えたとしても、『自分の好きなモノだけを大事にする』っていう価値観を捨てなければ、あなたはミニマリストなんですよ。いくら外野にいくら「ミニマリストじゃない」って言われたって。
次に捨てるべきは、「ミニマリストはこういうもの」という固定概念だったということかもしれないですね。
ミニマリストは、脱皮?
もし、ミニマリストでいることをやめてしまっても、「やっぱりミニマリストは違かった」、「良くない」、「つまらない」ってことは違うと思うんです。
ミニマリストに一度なったことで、きっと生まれ変わっている部分があるはず。
人の意見や広告、当たり前に流されてなんとなく買っていた過去の自分とは、違う自分になったと思うんです。
日本人は同調圧力がすごいし、協調性があると思われることを重視しがちだから、
一度ミニマリストになるという『しがらみを剥ぎ取るための脱皮』は必要なものだった、そう思って欲しいです。
そして、いざこれからの人生で何かあっても、いつでも「あれだけ少なくても生きていける人がいる」っていうことを知っていることは、生きていく上での強さだと思います。
それだけは、一度ミニマリストに惹かれたことのある人の特権です。
まとめ
今回のテーマは「ミニマリストをやめたくなったら読んでほしい記事」でした。
極端すぎるミニマリズムをずっと続ける人は多くはありません。一度極端にするのは、あくまで実験のようなもので、その後は少しずつ自分らしいものを取り入れたり、入れ替えたりしていくものだと思います。
そして、次のステップに進むタイミングというのは必ず来るのだと思います。だから、ミニマリズムを脱ぎたくなったら、そのときは、次のステップに進みがっているというサインなのかもしれませんね。
この記事が何か参考になるところがあると嬉しいです。最後までお読み下さりありがとうございました。
以上、こもりでした。
